楽しい学童になるための方法なんてあるのか?
あります!
私の勤める学童は、支援員のみんなで大改革を行い、子どもたちの姿も激変しました!
結論から言うと、「ひまい」「楽しくない」「帰りたい」「なにかして」「することない」こういったネガティブな子どもの発言がほとんどなくなり、「○○したい」「今日は○○をする!」「今、○○してるから後で○○する」と目的を持って学童に来てくれるようになりました。
子どもたちは、自分がやりたいことに取り組む時は生き生きしていますし、吸収力がすごく、出来ることがどんどん増えていきます。
これまで、どんな改革を行ってきたのかについて事例と一緒に紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください!
楽しい学童になる方法
楽しい学童になるに大事なことが2つあります。
1つ目は、子ども主体の活動を増やすことです。
「子ども主体」「子どもの自主性」などの言葉はよく耳にすると思いますが、実践するのは難しく、お悩みの方は多いと思います。しかし、実際に子ども主体や子どもの自主性などを実現できた時には、子どもの姿が激変し、子どもたちが生き生きと活動している姿を見ると頑張ってよかったと思えるはずです。
「子ども主体」を簡単に説明すると、子どもが何をするか選択し自分から取り組むことです。大人が企画したものに子どもを参加させるのではなく、子どもたちが企画の段階から自分たちの力で作り上げていきます。
私の勤めている学童でも、「子ども主体」の学童へと変えるため、職員みんなで取り組んできました。
子どもたちが主体になって取り組む保育を実現するのは、かなり難しく試行錯誤の繰り返しでしたが、”クエスト”の考え方を取り入れることで、実現することが出来ました。この”クエスト”は学童保育にピッタリで、大人のねらいや意図が組み込みやすく、子ども主体も実現できます。
詳しい”クエスト”の保育方法については別記事にまとめていますので、コチラを呼んでくでみてください。
「子ども主体の保育」や「子どもの主体性」など日本の乳幼児教育が見直されつつありますね。 「海外に比べると日本教育はかなり遅れている」このことを知ったのは、保育士1年目の時。 私は、恵まれたことに最初に入社した保育園で、恩師に出会[…]
2つ目は、子どもの遊びや活動を広げるような関わりをすることです。
遊びや活動に子どもが自ら取り組み、その体験の中で子どもたちは学びを深めていきます。大人が介入することで学びのチャンスを奪うことになりかねません。そのため、大人に求められることは子どもたちの遊びや活動を広げ様々な体験のチャンスを作ることと、子どもたちが自分で考え解決していくように必要最低限に関わることです。子どもたちが「やってみたい!」と思えるようなキッカケを作り、子どもたちが自分たちだけで取り組んでいくために、ヒントになるような声掛けをしたり、環境を用意したり間接的なサポートをします。
私の勤めている学童でも、職員みんなで大人の関わり方について意見を出し合い、工夫を重ねて取り組んできました。子どもたちは、自分でできた達成感を感じたり、できることが増えたことでさらに難しいことへもチャレンジしようとしたり、更に積極的に取り組むようになりました。
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楽しい学童の取り組み紹介
普段の遊び
クエストを活用して、子どもたちに様々な遊びに興味を持ってもらえるように工夫しています。例えば、トランプやウノ、オセロ、将棋、ドンジャラなど遊び方を知らないと子どもたちだけで「次は○○しよう!」と広がっていくのは厳しいです。まずは、色んな遊びに興味を持ち、遊び方を知ることでできる遊びが増え、沢山の選択肢の中から自分で選んで遊ぶようになっていきます!
普段の遊びの様子や人気の遊びの種類などもまとめています!
学童の遊びのアイデアを探している方に参考になればと思います! 【遊び】を1つずつ紹介していると、かなりの量になりますね💦 今回は、他の学童さんがやってなさそうな部分をピックアップして紹介しようと思います。 学童の遊び紹介 環境[…]
行事
学童行事は、保育にメリハリをつけるためにも大事です。学童での生活は毎日同じような流れでマンネリ化しやすいため、季節の行事などでいつもと違った雰囲気や体験ができることは「楽しい学童」にいなるためには必須だと思います。
ただ、行事を学童支援員が企画して、子どもたちには参加してもらうだけだと、支援員の負担がすごいです。また、子どもたちもその瞬間は楽しめるかもしれませんが、行事が終わると「ひまい」「つまらない」に戻ります…。
そのため、行事こそ「子ども主体」で子どもたちが考え企画し、準備し、実行しと、そんな保育にできると充実した楽しい学童に近づくことができます。
私の勤めている学童の行事の紹介と行事への取り組み方についてもまとめています!
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学童の夏祭りどうしよう…? 夏休みが近づいてくるとなんだかソワソワしますよね(笑)非常に長い夏休み乗り切れるか心配ではないでしょうか(笑) 夏と言えば、プールやそうめん流し、すいか割など季節の行事もあります。そして夏祭りも! […]
まとめ
楽しい学童になるためも方法2つを紹介しました。
Ⅰ、子ども主体の活動を増やすこと
2、子どもの遊びや活動を広げるような関わりをすること
私の勤める学童も、ここ数年で保育内容を見直し職員みんなで試行錯誤して作り上げてきました。楽しい学童にするために取り組んできたことは、大きく分けるとこの2つが大事ですが、改善すべき点は他にも沢山ありました。
他の記事でも、子どもたちの姿や支援員の取り組みなど紹介していますので、読んでいただきアドバイスなどいただけると嬉しいです。