学童の行事アイデア21選!事例も合わせて紹介します!

学童の行事について検討中の方へ

保育の実践付きで学童の行事を紹介します。

ついでに、以前子どもたちにとったアンケートを基に、人気ランキングトップ3を記入しています。

参考にしてみてください(笑)

学童の行事 「子ども主体の保育」

学童の行事を年間計画に沿って紹介していきます。

その前に、最近「子ども主体」という言葉を耳にしませんか??

本来であれば、保育所保育指針にも学童の運営指針にも子どもの主体性について記載されているため、できていなければいけないのですが、ここ最近やっと教育体制が変化しようとしています。

私の勤める学童でも、「子どもが主体的に活動できること」を重視しています。

学童の行事も日々の生活も、大人が指示を出して子どもを動かすのではなく、子どもが自ら活動を選択し、活動を通して学べるように工夫を凝らし保育しています。

結果的には、子ども主体の活動を実現するために、「クエスト」という取り組みが上手くいきました。

学童の行事はすべてクエストが基盤になっているので、ぜひこの記事から読んでいただけるとありがたいです。

合わせて読みたい

「子ども主体の保育」や「子どもの主体性」など日本の乳幼児教育が見直されつつありますね。 実は、海外に比べると日本教育はかなり遅れているが現状です。 私は、恵まれたことに最初に入社した保育園で、恩師に出会い、意識の高い保育士に囲ま[…]

学童の行事 春~夏

春~夏にかけての行事の紹介です。

この時期は、学童の行事を計画する段階で、慎重になってしまう時期です(笑)

なぜなら、新1年生が加わるからです。

そんな時には、高学年がすごく頼りになりますよね。

外に集まって話をする子どもたち

新1年生歓迎会(遠足)

新1年生を歓迎するための行事です。

主な内容は、2年生以上の子からの出し物と、遠足です。

大人が無理やり出し物をさせるのではなく、「歓迎会で出し物をしてくれる人募集」と”クエスト”として投げかけます。

子どもたちはアイデアを出し合いながら、準備し、当日の司会や進行も務めてくれます。

バスハイク

学童のバスを使って、普段行かないところまで遠足に行きます。

例えば、動物園や科学館、プール・公園など。

目的地や現地でも活動も、大人が勝手に決めるのではなく、子どもたちの意見を基に企画します。

ただし、大人側から学びになるような取り組みをしてほしい時もあるため、そんな時はクエストです。

例えば、「科学館で答えを見つけてみよう!」と書かれたクエストと宇宙の問題集を準備。

そうすることで、科学館に行き、問題を解くことで学びにも繋がりますね。

カードゲーム大会

トランプやウノ、デュエルマスターズカード、ポケモンカードなどカードを使った大会です。

子どもたちからの提案が殺到し、定期的に開催されています。

学童は、保護者からの伝達があれば持ち込みOKにしているため、自分専用のデッキで真剣勝負です。

カードゲームをする子ども

避難訓練

行事と言えるか微妙ですが、避難訓練は年に3回行います。

火災訓練、地震訓練、不審者訓練。

楽しいばかりではなく、締めるべきところは締める。

といった、メリハリを大事にしています。

訓練を実施するだけでなく、火の扱い方についても活動を通して学んでいます。

外に集まって先生の話を聞く子ども

関連記事

学童で宿題を見てもらえないの?? と思う保護者の方は多いと思います。 また、学童で宿題をさせるべきなのかどうか?? と悩む支援員の方も多いのではないでしょうか。 私も学童支援員として学童に勤務することがあります。 […]

学童の宿題 させる?させない?上手くいく事例紹介

学童の行事 夏~秋

学童の行事が一番盛り上がるのは、夏です!

なぜなら夏休みがあるからです。

どこの学童さんも、夏休みはバッタバタではないでしょうか?(笑)

学童の行事を上手に使うと、普段の遊びが変化し、子どもが落ち着いて過ごすようになるかもしれません。

科学実験

科学実験は、子どもを集めて、強制参加させる訳ではありません。

ここでも、クエストが大活躍します。

いくつかの科学・実験に関するクエストを掲示し、〇月〇日に実験します!と告知。

クエストを見た子たちは、その日に実験に集まってきます。

自分なりの予想を立てながら、実験結果を見たり、体験したりすることで学びにつながります。

科学実験をそのまま夏休の自由研究の題材にする子もいます。

海水浴

海水浴場に希望を募って行きます。

海水浴は、危険が伴うため大人の立ち位置や監視員、子どもの行動範囲など事前打ち合わせは慎重に行います。

浮き輪を持ってくる子が多いですが、「自分で膨らませるもの」というルールを設けています。

ビーチを眺める子どもたち

キャンプ

泊まり・日帰りのキャンプをします。

キャンプでは、料理や釣り、海水浴、自然遊びなどを体験。

とは言っても、普段の遊びの中で火おこしも釣りも、泳ぐことも、自然遊びもすでに慣れているので、

最近ではキャンプはいかなくなりました(笑)

焚火で調理をする子ども

夏休工作

製作や木工製作は、普段の遊びの中で自由にできます。

そのため、夏休みに限り子どもが自分で挑戦したい大作を決め、保護者に協力してもらって取り組みます。

例を挙げると、イスやテーブル、引き出し付き棚など。

設計図を書き、材料を保護者と集め、学童に居る時間に自分で仕上げていきます。

製作途中の棚

学童行事 2番人気 川遊び(泳ぎ・釣り・生き物探し)

夏休みは、熱中症対策も兼ねて、川遊びに行きます。

泳ぐ・釣り・生き物探し・沢登りなどがメインです。

川遊びは危険を伴うため、ただ川に行くのではなく、目的を持って川に行くようにしています。

また、子どもの人数を制限したり、大人3人以上でそれぞれの立ち位置や役割を確認したりしながら安全面にはかなり慎重です。

川の上流・中流・下流などそれぞれの場所の呼び名を決めて、子どもの人数と目的地、引率者の連絡先を伝えてから出発する。

など、安全対策には時間をかけ、丁寧に行います。

川で釣り竿をたらす

川で釣れた魚

水鉄砲大会

「スプラトゥーンをしたい」という子どもの意見がきっかけで始まりました。

参加者が白シャツと個人の水鉄砲を持ち寄り、チームに分かれて対戦します。

安全な色水を使い、白シャツに色をより多く付けたほうが勝ちです。

スプラトゥーンを行う以前は、ポイを頭につけ敗れたら負けというのもしていました。

水鉄砲で遊ぶ子どもたち

学童の行事 1番人気 夏祭り

学童には、学童専用の、マネーが存在します。

クエストの取り組みの一環ですが、そのマネーが1年の中で一番動くのが夏祭りです。

夏祭りでは、大人も子どもも屋台を出し、実際にマネーを使って購入します。

子どもの出店は、子どもたち自身がやりたい出店を考えます!

大人は、必要以上に手を貸しません。

どうすれば儲かるのか?と試行錯誤しながら、仕入れや仕込みまで子どもたちが準備して取り組むため、夏休みには、作戦会議もしばしば見られます。

当日は、近くの保育園の子も招待し、ゆくゆくは地域を巻き込んだ行事になれればと思っています。

また、前年度は夏祭りが発展し、自分たちで栽培した「さつまいも」を地域の祭りに出店してみよう!という取り組みがありました。

袋詰めや仕入れ計算、接客対応なども自分たちで取り組み見事成功させました。

夏祭り行事の様子

関連記事

学童の遊びを充実させることは、質の高い学童への近道です。 保育園も学童も、保育環境はめちゃくちゃ重要です。そして、子どもが遊び込めているかどうかも大事です。 子どもがケガする場面を振り返ると、落ち着いていない状態の時にケガが起こ[…]

すぐ実践できる!学童保育のハマる遊び3選

学童の行事 秋~冬

学童の行事で秋と言えば、芸術面などの遊びを発展させたい時期です。

どうしても、運動面か室内遊びの2択になりがちですので、涼しく落ち着いた時期に、普段とはちょっと違った遊びに興味を持ってもらえたらなと思っています。

そうすることで、運動が苦手な子が目立つチャンスにもなります!

ハロウィン

各々、仮装して地域を回るハロウィン行事です。

学童に帰ってきてからは、仮装コンテストや子どもたちからの出し物などで盛り上がります。

基本的に、大人はクエストを用いて呼びかけるだけで、出し物は子どもたちが考えたものです。

そのため、大人からの出し物を支援員同士でこっそり用意し、一緒に楽しみます。

ダンスをする様子

学童の行事 3番人気 芋ほり・焼き芋

栽培部の子どもたちが育てた「さつまいも」を収穫し、焼き芋を行う行事です。

「焼き芋を成功させよう!」と書いたクエストを掲示し、挑戦したい子どもたちが協力し取り組みます。

火おこし免許というものが学童に存在しており、筆記試験と実技試験を合格したら発行されます。

免許持ちの子が中心になって、火おこしから完成まで子どもだけでできるようになりました。

大人VS子どもでどちらがおいしい焼き芋を作れるか勝負した年もあります。

また、上手になった高学年たちは、保育園からの依頼を受けて、やきいも派遣に行っています!

保育園時の前で、火起こしからレクチャーして出来上がるまでの時間は、保育園時から小学校のことを質問攻めされていました(笑)

さつまいもを仕分ける子どもたち

やきいもを食べる子どもたち

関連記事

学童の遊びのアイデアを探している方に参考になればと思います! 【遊び】を1つずつ紹介していると、かなりの量になりますね💦 今回は、他の学童さんがやってなさそうな部分をピックアップして紹介しようと思います。 学童の遊び紹介 環境[…]

テーブルに色をつける子ども

学童の行事 冬~春

学童の行事で冬の時期は、文化や伝統などの恒例のものが多いかもしれません。

だからこそ、日本の文化や伝統を冬の時期にちゃんと伝えられる機会にするといいのかもしれませんね!

学童の行事と言われると1日単位での取り組みが多いですが、”○○月間”を使うのはかなりお勧めです。

その日限りでなく、月間で取り組む行事も紹介しています!

クリスマス会

学童内で、子どもや大人からの出し物をして楽しむ行事になっています。

出し物は子どもたちが考え、ダンスけん玉披露クイズ大会合奏など様々です。

そのため、クリスマスが近づくと、練習に励む姿も見られます。

けん玉を披露する子どもたち

学童の行事 ワースト1 大掃除

以前、子どもたちにとったアンケートでワースト1だった大掃除。

掃除場所を割り振って、みんなで大掃除をしますがどうしても強制になりますね…。

そこで、色々と試してみています。

大掃除の掃除場所の一覧表を掲示。○○以上は掃除をしよう!とすることで一覧表の中から選んで取り組む形に変えました。

また、1日で一気に掃除するのではなく、12月中に掃除や改修を終わらせます。

改修とは、学童のどこをきれいにしたいか?、どこを改善したいか?など意見を募って、作り直したり、配置換えをしたりすることです。

これまでに出た改修の例を挙げると、クエストボードをきれい作り直す。トイレをおしゃれにするなど。

”掃除”だけではなく、環境改善を含めた取り組みです。

初詣

すぐ近くの神社にお参りに行きます。

無人の神社ですので、おみくじは大人が準備したものをひいています。

神社に向かって散歩する子どもたち

正月遊び大会

正月遊びにチャレンジしてみようという行事です。

凧あげを作って飛ばす、カルタや羽根つき、コマ回しなど日本の伝統遊びを紅白のチームに分かれて行ないます。

チーム内で話し合い、各々の得意分野に出場です。

独楽で遊ぶ子ども

ゲーム大会

ゲームとは、そのままの意味でswitchの大乱闘スマッシュブラザーズの大会です。

この行事は、子どもからの提案があり、子どもが施設長にプレゼンして実現できた行事です。

毎年、誰かが提案して施設長にプレゼンしに行っているので、毎年恒例になりつつありますが(笑)

その日に限って、ゲーム機を持ち込んで、みんなで対戦して楽しみます。

ゲームをする子ども

スポーツ大会

1日限定の行事ではなく、スポーツ月間を設けています。

その期間中は、運動面のクエストが中心に貼り出されます。

スポーツ大会が近づいてくると、高記録を狙って、普段の遊びの中で練習する姿も見られます。

サッカーや野球などチームスポーツも、普段の遊びや行事を通して試合ができるほど上達しました。

大人側も、体力や技術力で負けないように必死です(笑)

野球をする子ども

卓球大会

スポーツ大会とは別に、卓球大会が年に10回近く開催されます。

子どもたちが提案して、出場者を募って優勝賞品を施設長におねだりして真剣勝負です(笑)

クエストを用いたことで、自主的に卓球に取り組み、なかなかの激戦を繰り広げています。

お別れ会

6年生が行きたい場所、したいことを実現できる日です。

午前中から6年生が希望する場所に出発し、食べたいものを食べ、したいことをして、学童に帰ってきます。

1年生~5年生は、その間に6年生への出し物の準備と飾り付けを行います。

6年生が帰ってきたら、お別れ会のスタートです。

学童の行事 紹介まとめ

学童の行事を紹介しましたが、紹介したものは抜粋にすぎません。

文中で紹介しているように、子どもたちの意見を参考にしているため、毎年必ず変化していきますし、これまでかなりの取り組みをしてきました。

こうした活動を積み重ねていくと、子どもたちが体験を通して成長していくため、行事や活動のクオリティーも高まっています。

 

この記事を読んでくださった方の、参考になれたでしょうか??

学童の行事は、大人が企画するのは簡単ですが、「子どもが本当にしたいこと」に着目し、どうすれば実現できるのか?と試行錯誤してみるといいかもしれません。

そして、大人が介入して成功するよりも、子どもたちが行事や学童の取り組みを作り上げていく過程が大事だと思います。

そういった姿を保育の中で引き出せることが、支援員としての質の高さではないでしょうか。

保育や教育は奥が深いため、まだまだ勉強中ですが、今後も、子どもたちにとって楽しく・学びのある学童を目指して励みたいと思います。

合わせて読みたい

「子ども主体の保育」や「子どもの主体性」など日本の乳幼児教育が見直されつつありますね。 実は、海外に比べると日本教育はかなり遅れているが現状です。 私は、恵まれたことに最初に入社した保育園で、恩師に出会い、意識の高い保育士に囲ま[…]