学童の遊びのアイデアを探している方に参考になればと思います!
【遊び】を1つずつ紹介していると、かなりの量になりますね💦
今回は、他の学童さんがやってなさそうな部分をピックアップして紹介しようと思います。
学童の遊び紹介 環境構成を大事にする
子どもたちが遊び込む環境を作ることを目標に、学童の大人みんなで話し合いながら環境作りに力を入れました。
また、遊びを用意するだけでは不十分で、遊べる子にしなくてはいけません。
子どもたちの遊びの幅を広げ、様々な事に自らチャレンジしてもらうために、クエストという取り組みに力を入れています。
学童の建物は、2階建てですが、1階と2階で遊びの種類を分けています。
1階には、子ども同士で関わり合いながらわちゃわちゃした遊びを集めており、2階には、子どもが集中して遊べるものなど、静かに過ごす部屋にしています。
部屋を分ける理由は、メリハリが生まれ、静かに過ごしたい子を保障するためです。
学童の遊び紹介 室内編
室内遊びは、先ほど紹介したようにみんなで遊べる遊びと、1人や静かに遊べる遊びの両方を用意しています。
そして、遊べるものはできるだけ多く用意しています。少なければ、子どもたちの遊びの選択肢が少ないことになるからです。
そのため、一通りの遊びは用意していますが、常に新しい遊びはないか?と職員同士で子どもの遊びについて話し合いにかけています。
オセロやトランプ、ウノ、人生ゲーム、ドンジャラなどありきたりな遊びは今回の紹介では省略しますね。
けん玉
けん玉は学童にはもってこいの遊びですね!
技のリストを掲示し、検定や大会を定期的に開催しています。
人狼ゲーム(カード)
ゲームマスター(進行役)も子どもたちができるようになりました。
今では、高度なだまし合いや駆け引きができ、低学年も混ざって遊んでいます。
製作遊び
製作の材料は、子どもたちが自分で持ってきます。
紙や廃材系だけでなく、散歩で集めた自然物や木工製作など。
学童で使う、テーブルやイスも子どもたちが作ってくれたものを使っています。
クロムブック
クロムブックを使って宿題をしていますが、宿題以外でも活用しています。
ただし、宿題と遊びの線引きをハッキリさせるために、遊びとして使う際は、ネックストラップを付けるようにしています。
調べ物などもクロムブックを活用することで、植物の栽培や制作物など遊びも広がりました。
音楽
ピアノ・リコーダー・ギターなど音楽系の遊びも用意しています。
楽譜を用意し、楽譜の読み方を掲示したりすることで弾けるようになる子も増えました。
また、行事で音楽の発表をする機会も作り、運動系・文化系で目立てるチャンス作りをしています。
学童の遊び紹介 屋外編
火おこし
焼き芋など火を使った活動も多く、火おこし自体を遊びにしています。
ただし、火の扱い方や注意点は子どもたちに理解してもらうために、筆記と実践の試験があります。
火を使っていいのは、免許を持った子どもだけです。
ゲートボール
モルックでコースを作り、ゲートボールをして遊びます。
チームで対戦したり、個人で練習したり盛り上がっています。
砂場
砂・泥遊びをしたいという要望から、自分たちで砂場を作りました。
ここでは、低学年が砂場で遊ぶことが多いです。
スポーツ
スポーツ大会が行事としてあります。
普段の遊びの中で、サッカーや野球、縄跳び、バスケ、バドミントン、卓球など
練習したり、遊んだりしています。
野球は、学童の遊びを通してルールを覚え、試合までできるようになりました。
科学
この写真は、虫眼鏡を使った実験です。
その他にも、さまざまな化学実験を遊びとしてしています。
絵の具
色鉛筆を使った塗り絵コンテストを定期的に行いながら、絵の遊びが定着しました。
今では、絵の具を使った作品や製作物も増えています。
また、コンテストにも応募して賞をとる子もいます。
虫小屋
ザリガニやメダカ、イモリ、亀などの飼育小屋です。
このスペースは、子どもたちからの要望で作りました。
今では、生き物以外にも植物系も育てているようです。
散歩・探索
散歩マップとコースを職員間で共有し、天気のいい日には散歩に行きます。
どこに何をしに行くのかは、子どもたちの要望を聞き決めています。
特に多いのは、虫探しや自然物探しなどです。
川遊び
川遊びに行く事も多いです。
泳ぐ以外に生き物探し、水切り、釣りなども行います。
但し、川の危険性は子どもにも伝え、職員間でも何度もすり合わせを行います。
学童の遊び紹介 番外編
遊びが発展し、地域行事への参加や地域の人を招待するなども増えています。
この前は、自分たちで芋の栽培を行い、地域の祭りで販売しました。
また、地域のいちご農家からいちご栽培を学び、実際に栽培してみたりしています。
遊びはまだまだありますが、今回はここまでにしておきます!
日に日に子どもたちのブームは変化し、遊びが盛り上がるために工夫を凝らしています。
子どもにとって遊びこそが学びに繋がるため、遊び込める環境作りは必須です。
また、子ども主体の学童保育を目指しすために、クエストという取り組みもしています。
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質の高い学童保育を目指し、これからも進化していきます。