学童の保護者と協力し合える関係性を築きたいですよね。
とは言え、学童支援員目線では学童との付き合い方に悩んでいる方も多いはずです。
私の勤めている学童では、今年から保護者を巻き込んでいくことに力を入れています。つい最近は、学童でBBQをしました。その時の様子や、保護者を巻き込むメリットなどを紹介していきたいと思います。また、保護者対応が難しいと感じている方に向けて私なりのアドバイスも書かせていただきましたのでよかったら読んでみて下さい。
学童の保護者を巻き込んでBBQ!
5月9日(土)19:00から学童の園庭でBBQが開催されました。
経緯としては、以前から学童保育に保護者が参加できる場面を増やそう!と取り組んできましたが、業務に追われ日々を乗り越えるので精一杯でした。徐々に保育内容が固まり、職員間の連携もスムーズになり、今では新たな取り組みがどんどん生まれて言ってます。これは現場の先生たちの努力の結果です。今回のBBQもまた、職員さんからの提案で実現しました。
日取りを決め、BBQの段取りを固め、保護者にお知らせします。
日 程 2026年5月9日(土)19:00~21:00
場 所 学童園庭
参 加 費 大人 2000円、子ども 1500円
発 注 先 松尾精肉店 (BBQ台 5台、網5枚、トング、肉)
駐 車 場 学童、形上小学校、形上保育園
学童準備 飲み物、野菜、会場設営、炭等
初めての試みなので『3~5家庭くらいかな~」とか話してました。『少なかったら、保育園の先生たちも招待しよう』なんて話していましたが、結果的に参加者は70名越え。学童は2支援で現在、83名在籍中ですので、保護者含め半分以上の家庭が参加してくれることになりました。
大変嬉しいことですが、予想以上の参加率で、駐車場の確保や園庭の会場設営など改めて職員で話合いながら進めて行きます。
BBQ当日の土曜日保育
いつも通りの土曜日を過ごしていきます。ただ、子どもたちも今晩のBBQを楽しみにしているようで『誰が来ると?』『え、今日来る?』とBBQの話で持ち切りです。朝の会でグランドへ行きたいグループと残って室内で遊ぶグループに分かれました。
室内に残ったグループで今晩のBBQ会場を準備していきます。
テーブルやイスは、保育園の園庭から借りてきました。



もちろん、ガスバーナーなどは使わずにマッチで火を起こします。






BBQが始まって1時間半経過後ということもあって、子どもたちも保護者方々もワイワイガヤガヤ盛り上がってます。
それだけ、保護者の方々にも楽しんでもらえたのだと思います。企画から準備、当日の段取りなど職員みんなで頑張ったからこその成果ですね。
学童の保護者を巻き込む理由
ここまでは、この前のBBQ企画の紹介でした。ここから少し真面目な話になります。
私の勤めている学童では、このような保護者が参加できる機会作りに力を入れていると前記しました。
なぜ、学童の保護者を巻き込む必要があるの?って思う方もいるかもしれません。その理由はいくつかありますが、まず学童保育の運営指針(放課後児童クラブ運営指針)の中にこのように記されています。
また、第5章には学校及び地域との関係について記されています。
学童の保護者と支援員の関係性だけでなく、小学校や地域とも連携を図りながら子どもたちを育成するネットワーク作りに励むことが学童支援員に求められることです。それを実現するために、まずは、保護者理解を得て、小学校、地域へと少しずつ輪を広げていければと考えています。
もう1つの理由は、子どもにとっての体験の機会を増やしたいからです。BBQの説明でも書いたように昔は体験できたことが、できなくなってきています。そして、学童で子どもに体験させようと思っても、学童の敷地の広さや勤務体制、学童支援員の知識や技術面など実現が難しいです。でももし。保護者の方々の協力を得られたら体験の幅はかなり広がると思います。農業、建築、水産系など職業に関係した体験、料理や裁縫、音楽、絵画など得意分野を生かした体験。関わる大人が多いほど可能性が広がるはずです。
まだまだ、小学校の連携など課題は山積みですが、少しずつ改良され更新されていく学童にこれからも期待しています。
学童の保護者と関わるのが苦手な人へ
最後に、少し話がずれますが保護者対応に苦手意識のある人に向けてのアドバイスです。
アドバイスできるほど会話が上手な訳ではありませんが、私自身も保育士として1年目~2年目頃に保護者対応で悩んだことがあります。『何を話せばいいんだろう』『嫌われてないだろうか』など気にしてばかりでした。
特に、ケガの伝達はものすごく嫌でした‥‥。
結論から言うと、すぐに保護者対応が上達する訳ではないため、回数を重ねることです。そして、その回数を重ねるコツがあります。『今日こそは、保護者と上手に話すぞ』ではなく、『今日の○○ちゃん、○○君のこのエピソードだけは保護者に伝えよう』とすることです。そして、1日に2家庭、3家庭と少しずつ増やしていきます。そうしている内に、とっさに対応した時にも話せるようになっているはずです。回数を重ねるうちに、言葉の言い回し、間の埋め方などが身についていきます。
そして、ケガなどの伝達は正直に伝えることです。伝えにくい気持ちも分かりますが、伝えない、嘘をつくなどは絶対にしてはいけません。もし、自分のミスなどを謝る場面であれば、正直に伝えて以後気を付けて同じミスを繰り返さないことが大事です。