学童の選び方でお悩みの方・学童に入所を検討されている方に向けて。
選ぶ際の3つのポイントを学童支援員がお伝えします。
別の記事で、日々の学童の取り組みについてもまとめていますので、よかったらご覧ください!
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学童の選び方 3つのポイント
生活スタイルに合っているかどうか
学童の方針や保育内容はどうか
子どもに合っているかどうか
この3つが学童を選ぶ上では重要です。
それぞれ、詳しく説明します。
学童の選び方 point1 【生活スタイルに合っているか?】
保育園に通っていた方であれば、イメージしやすいと思います。
生活の流れに合った学童を選ぶことはかなり重要です。
ご家庭の生活の流れに合っていないと、毎日が大変です。
家庭状況やお仕事の都合などを踏まえて、生活スタイルに合った学童を選びましょう。
小学校から学童までの距離や通う手段など
子どもは小学校から直接、学童へ向かうことになります。
小学校から学童までの道のりや、移動手段などは安全のために確認しておきたいですね。
学童によっては、送迎バスの運行をしてるところもあります。
開所日と開所時間・送り迎えの時間など
開所日は、学童によって違います。
土・日曜日やお盆の開所の有無などです。
学童によっては、開所時間の短縮などもあります。
子どもの送り迎えに行ける時間と、開所時間がマッチしている学童を選ぶようにしましょう。
利用料金やその他でかかる費用
料金は学童によっては、大きく異なります。
お子さんの学年によって料金が変わる場合もあります。
通所1年目は高額に感じても、2年~3年間通った場合は安いなんてこともあります。
また、延長利用の料金の確認や、送迎バスの料金も確認が必要です。
利用料以外の費用では、行事費やおやつ代なども把握しといた方がいいです。
利用料金に含まれていなかったために、費用がかかる…と後から気づくことになりかねません。
その他では、就学援助や母子家庭、他児割りなどの助成金や学童独自の割引があります。
申請手続きなどもしっかり把握しておきましょう。
学童の選び方 point2 【学童の方針や保育方法】
学童の選び方では、上記で紹介した、【生活スタイルにマッチしているかどうか】が一番大事かと思いますが、学童の環境や方針・保育方法などにも目を向けてみてください。
突然ですが、学童に対してどんなイメージをお持ちでしょうか?
”子どもを預かってくれる” ”宿題を見てくれる” ”子どもと遊んでくれる”
このようなイメージを持っているのではないでしょうか。
私も、学童の支援員をしていますが、世間的な評価の低さは身に染みて感じています💦
確かに、ただ遊ばせるだけの学童が多いのが現状ですが、そうじゃない学童もあります。
子どもにとってできるだけ、良い環境の学童に入りたいですよね。
そのためには、方針がしっかり定まっているか?どんな保育をしてるのか?
そういった面にも、着目して選んでほしいです。
学童は、子どもの生活と遊びを保障する場と定められており、教育の場ではありません。
しかし、子どもは遊びを通した体験から学ぶものが多く、遊びの重要性は様々な研究でも証明されています。
私の勤務する学童では、子どもが学べるように、遊びを充実させることを重視しています。
見学の際に、遊びが充実してるか?子どもが目的を持って活動しているか?など実際の子どもの姿を見比べてみることをおすすめします!
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学童の選び方 point3 【子どもに合っているか】
学童の選び方について、説明しましたが最終的には、子どもに合っているかどうかが1番重要です。
例えば、体を動かすことが好きな子が、外遊びが全くない学童に入所するのは子どもに合っていません。
室内でしか過ごせないのは、すごくストレスになってしまいます。
逆に、運動が苦手な子が外遊びやスポーツに参加しないといけないこともあります。
全員で一斉に同じ活動をしなければならない学童は結構多いです。
子どものことを気にかけ、学童に通うことが苦にならないようにしたいですね。
学童の選び方 3つのポイントまとめ
生活スタイルに合っているかどうか
学童の方針や保育内容はどうか
子どもに合っているかどうか
学童の選び方について紹介しました。
学童は制度的にも整っていないのが日本の現状です。そして、保育園や幼稚園・小学校に比べると”質”の差が大きいです。
学童の選び方3つのポイントで説明したことを踏まえて、ご自身の目で実際に見て選んでみてください。
見学は基本的にどこでも可能ですので、子どもがいる時間帯に子どもたちの姿を見ることをお勧めします!
少しでも、学童選びの参考になれたなら嬉しいです!