大根の栽培に学童の子どもたちが挑戦。
種まきから収穫、食べるまでの過程を紹介します。
これまでも食育の一環としてイチゴやきゅうり、ポップコーン、なす、白菜など沢山の野菜を栽培し収穫してきました。
『冬は大根食べたい』と、ある2年生の男の子の発言がきっかけで大根の栽培がスタートしていきます。
まずは土づくり。
牛糞や肥料を入れて種まきの準備を整えます。10Kgもある袋を高学年が運びみんなで耕しました。
大根の栽培『種まき』
10月21日。いよいよ種まきスタートです。


ものさしを使って30㎝間隔を丁寧に計っていました。
『袋開けるのちょっと苦手かも』
大根の種が入った袋がなかなか開けられずに苦戦していました。
余談になりますが、低学年の握力って10kgくらいしかないらしいです。最近、学童で焚火をする際に、「ライターが固くて火が点けられない」様子を見て気になって調べました。ライターの構造が大人には簡単でも、子どもには点けられない絶妙なバランスだということに関心した出来事でした。(余談終)

『種はね~3つずつ入れんばばい』
『小学校で大根育てたことあるから知ってる』
と私に教えてくれながら種を撒いてくれました。
大根の栽培『害虫対策』


学童で野菜の栽培をするようになって知りましたが、害虫対策はかなり重要です。サニーレタスを植えた時、大量のアオムシを毎日毎日子どもたちが捕まえてくれました。
大根もアブラムシや、ヨトウムシ、アオムシなどの害虫対策が必要で、防虫ネットが効果的のようです。
種まき後、芽が出て葉っぱが4枚~6枚ほどになった頃に、間引きと追肥を行いネットを被せました。
あとは特に何もしてません。たまに覗いて見るくらいです。
収穫のタイミングは近所の農家さんに教えてもらいましたが、『大根の葉が倒れ始めるくらい』だそうです。野菜の栽培で1番難しいのは収穫のタイミングかもしれません。経験が物を言うところだと思います。
大根の栽培『収穫』
12月27日。冬休み期間中。
『大根の葉っぱが倒れ始めてる!』と子どもたちが言うので収穫することにしました。

YouTube用に自分たちで動画撮影もしながら収穫していきます。
『葉っぱがチクチクする』
『やばい、大物だ。手伝って』
などと言いながら20本近く引き抜いてくれました。

想像してたよりも、短い大根になりました。
大根の長さは、種まき時の土の深さで決まるらしいです。土が深ければ深いほど長く育つらしいと後で聞きました。不思議ですよね。
大根を料理して食べる!


収穫した大根を食べる準備が始まりました。
葉っぱ部分とひげを切り落とし、皮はピーラーを使って上手に剥いていきます。

その様子を脚立に登って撮影しています(笑)
撮影してくれているのは、2年生の男の子。カメラワークが上手で普段から撮影に協力してくれています。
ぜひYouTubeもご覧ください。

切った大根は、外の釜戸を使って調理していきます。
釜戸を使っての調理は夏に採れたポップコーンがメインです。今回、大根を煮込むのは初めてでしたが慣れたもので全く問題ありませんでした。


つゆ、みりん、醤油、砂糖で味付けをし、もう一度煮込みます。
焚火で調理するときは火加減が難しいので、『強火で〇分』などの情報が役に立ちません。
自分たちで串を刺しながら煮込み時間を調整してくれました。


子どもたちが外で調理している間に、支援員が大根の葉の和え物を作ってくれていました。これで、2品完成です。
ちょうど昼食の時間に差し掛かり、『僕も食べたい』『私も食べたい』と大根を狙う子たちが集まってきました。
『1人2つまでね』『ちゃんと並んで』などと指示を出しながら作ってくれた2人が配膳までしてくれます。
『先生たちも食べてみて』
これは先生たちの分と、大人の人数分注ぎ分け配ってくれました。
今回、大根の収穫と調理、後片付けまでを子どもたちだけでやり遂げましたが、役割分担をして協力したり、他の人にも分け与えたりする姿を見るとすごく成長を実感します。そして、そんな年上の姿を近くで見ることで、今度は1,2年生が育っていくのですね。

『大根は嫌い』と言っている子が1つだけ食べてみるそうです。
食べてみた感想をくと、『あれ、おいしい』とびっくりしたような顔で『学童の大根なら食べれるんだ』と言いながらおかわりしていました。
自分たちで育てた大根だから食べられるということでしょうか?
やっぱり、子どもたちの言葉や行動は面白いです(笑)
以上で大根の栽培に挑戦した子どもたちの紹介を終わります。