白菜の栽培に学童の子どもたちが挑戦!苗植えから収穫、食べるまでの過程を紹介します。
これまでも食育の一環として沢山の野菜を栽培し収穫してきましたが、今年の夏野菜では、きゅうり、トマト、ナス、枝豆、ポップコーンなどに挑戦して毎日毎日、お世話を頑張ってきました。
特に枝豆やポップコーンは初めての栽培とは思えないくらい豊作で、子どもたちも野菜の栽培にはかなり意欲的に取り組んでくれています。学童生活を通して、栽培して食べるという食育の取り組みも充実してきました!
『次なん植える?』
『今からの時期なんの育つと?』
『見に行ってみる?』
そんな子どもたちとの会話の流れから、白菜の栽培がスタートしていきます。
白菜の栽培が始まる

2025年9月13日。
これから時期に植える野菜が分からなかったため、近所の直売所へ行きました。
『なんこれ?』
1つ1つ苗を確認していきます。この時並んでいたのが、白菜の苗でした。
『ブロッコリーもあるやん』
『キャベツもある』
ということで、買い物かごに入れたのは、白菜の苗とブロッコリーの苗、キャベツの苗です。
『肥料も買わんばっちゃない?』
追加で、堆肥10Kgを2袋。子どもたちは普段から栽培に取り組んでいるので、肥料が必要なことも知っています。
苗が傷つかないように、丁寧に学童に持ち帰りました。
畑の準備
この時、白菜の栽培に向けて学童に残ったメンバーは植える準備をしていました。
まずは、雑草を取り綺麗にします。

買い出し組が戻り、肥料を追加していきます。
今回の主役は、買い出しに行った3年生と4年生の男の子たちです。
自分たちで考えて、役割分担をしながら黙々と進めています。


畑の準備が整い苗の植え付けに入ります。
『やばい!雨降ってきた』
朝からずっと降りそうで降らなかった雨がこのタイミングで降り始めました…。

『急いで植えよーで』
『作業中断はせずに続行する』そんな2人の決意に、付き添っていた私も覚悟を決めました(笑)
ザーザー降りです…。
なんとか苗の植え付けを終えて、白菜の栽培1日目が終了しました。
白菜収穫までの日課
9月27日。

隣の畑では、枝豆が収穫時期を迎えました。パンパンになっている豆を選別して収穫していきます。
10月2日。


隣のプランターでは、毎日サニーレタスの収穫が日課です。ある日、サニーレタスを収穫する時に、大量のアオムシがいることに気づきました。その日から、アオムシ駆除隊が稼働し、害虫駆除も日課になっていきます。
10月5日。

『あっ‼葉っぱ食べられてる‼』
ブロッコリ―、白菜も害虫被害にあっていることに気づきました。私も栽培をするようになって初めて知りましたが、野菜にはかなり大量に害虫がやってきます。子どもたちが毎日駆除しているのに、虫がいない日はありません。
農家さんにとって害虫被害はたまったものじゃないと思いますが、学童での栽培に関しては良い側面が多いです。
毎日の虫探しと、何の虫か調べる作業だけでも子どもたちにとっては、楽しくてたまりません。
その結果、完全無農薬で栽培することができ、健康にも良いです(笑)
こんな感じで、子どもたちに守られながら少しずつ少しずつ白菜が大きくなっていきました。
11月29日。

白菜の栽培を始めて2カ月ちょっとの月日が経ちましたが、こんなに大きく育ってくれました。
『いつ収穫できると?』
『もう良かっちゃ?』
子どもたちと一緒に調べてみると、『白菜がだんだんと丸まっていき上から押さえてバスケットボールぐらいに固ければ収穫のタイミング』みたいです。やっぱり難しい…。いつも収穫の目安が分かりづらくて困ります(笑)
こればっかりは経験を積むしかありません。
白菜の栽培84日目で収穫!
いよいよ収穫の日がやってきました。


包丁を白菜の根本に入れて根っこから切り離します。
収穫した白菜は子どもたちの上半身が隠れてしまうくらい大きかったです。

キッチンに入りきらないほど大きな白菜の周りの葉っぱを取り、スッキリさせていきます。
こうして学童で採れた野菜は、子どもたちが持ち帰るか、学童で調理して食べるかのどちらかです。今回は持ち帰る人をジャンケンで決めました。
白菜を調理して食べる!
白菜が収穫時期を迎えたことで、子どもたちの間で別の活動が動き始めました。
『白菜で、シチューを作ろう』
前回、子どもたちだけでカレー作りに挑戦したことがあるのですが、今回はシチュー作りにも挑戦するということで新しい企画が動き始めました。
学童には、子どもたちが提案できる意見箱が設置されています。
メンバーを自分たちで集め、何をしたいのかを記入するものです。意見箱に入った意見は、大人たちが確認し子どもたちに返答します。今回のような料理系については、『いつやりたいのか?』『他の食材はどうするか?』『器具などの道具はあるか?』などを子どもたちに問いかけます。
『12月6日に、白菜以外の食材は持ち寄って、大きい鍋は先生に借ります』
『作り方は、○○ちゃんが知っています』
そんな感じで、意見箱に入れられた企画が実現されていきます。


白菜やウインナー、ベーコンなどを包丁で切り調理が進んでいきます。


切った食材を炒め、白菜を投入。着々と進んでいきます。
野菜の栽培と同様に、料理もできる子たちが増えて自ら考えて自ら動いてくれます。そして、今回の料理は2年生の女の子が中心になって進めてくれています。周りの子は年上も混ざっていますが、学年関係なく、出来る人から教わろうとする姿もすごく良いなと思います。

シチューが完成し、調理してくれた子たちが配膳してくれます。

『おいしー‼』『うまい』『おかわり』
食べた子たちもちゃんと感想を伝えていました。
今回は、白菜の栽培についての紹介記事でしたが、白菜の栽培をキッカケに虫探しや虫調べが生まれ、シチュー作りにまで発展していきました。そして、こうした活動の中で、子ども同士で協力したり、毎日毎日やり続けたりと沢山の学びがあったはずです。
私たちの学童では、『子どもの主体性』を重視しており、学童の環境作りや大人の関わり方なども試行錯誤を繰り返しています。
今回のような、白菜の栽培~収穫~調理までの活動の様子を見ていると、子どもが意欲的に取り組んでいることと学び吸収していることがすごく実感できます。今後も野菜の栽培を続け、更に楽しくて学びに繋がるような工夫をしていきたいなと思えるようなエピソードでした。
ポップコーンや枝豆、大根などの栽培記録も別の記事にまとめています。
また、白菜やブロッコリーの収穫動画をYouTubeにも上げていますのでよかったらご覧ください!
終わり