反抗的な小学生に悩まれる方は多いのではないでしょうか。
小学校の先生や学童支援員の方、子育てをされている方など。
私は普段、保育園や学童に勤務しているので、0歳から12歳までの子どもたちと接する機会が多いです。
そんな経験を生かして、反抗的な小学生への関わり方をまとめてみました。
反抗的な小学生
反抗的な小学生の具体的な姿を挙げると、口答えする。大人に対して嫌がらせをする。大人の悪口を言う。友達同士で大人を困らせようとする。大人を見下している。といった姿が当てはまるのではないでしょうか。
エスカレートすると、小学校のクラス崩壊にもなりかねません。
実際に、そういった小学校を見たことがありますが、担任の悪口を言い、先生を殴った、先生を蹴ったなどの話を聞きました。
なぜそのようなことが起きるのでしょうか。
小学生が反抗する理由
保育園児から子どもを見ているので、子どもが反抗する原因がなんとなく分かります。
反抗する子どもに原因があるのではなく、子どもの周りの環境が原因です。
家庭での親や兄弟との関わりが原因だったり、子ども同士の関わりや教育者の関わり方が原因だったりします。
家庭環境に原因がある子どもは、教師など大人に対して信用することができずに反抗的になってしまうのかもしれません。家庭環境については、なかなか踏み込みづらい部分もあるため、他の関係機関との連携も必要になることもあり、慎重に対応することが求められますよね。
教育者の関わり方が原因というのは、教育者が小学生に舐められていたり、信用されていなかったり、拒絶されていたりする場合です。
子どもから舐められるというのは、結構ありがちで教育関係者の方で悩む方も多いと思います。保育士でも、保育士1年目は子どもから舐められるというのはお決まりで誰もが経験することです。子どもは大人によって態度を変えたり、大人を使い分けたりするものですので、大人側の振舞い方次第で子どもの姿は変わってきます。
「この先生ならわがままを言っても大丈夫だろう」
「この先生なら怒らせてもいいや」
こう思われると、反抗的な小学生の姿へと繋がっていきます。
子どもから信用されていない、拒絶されるというのは少し特殊で、子どもから人間性を疑われてしまっている状態だと思います。
子どもが理由もなく他者を拒絶することは滅多にありません。大人の言葉や行動、人との関わり方などを知って受け入れられないと思うからそうなるのでしょう。だとしたら、大人側が自身を振り返り変わっていくしかありません。小学生だからと下に見ることなく、ひとりの人として関わることが大事です。
小学生に反抗されない関わり方のコツ
子どもたちとの関わりを通して、私なりに掴んだコツを紹介します。現在の学童は、70人ほどの1年生~6年生が在籍しており、毎日子どもたちと関わっています。学童と聞くと、世間的なイメージでは子どもを自由に遊ばせているイメージがあるかもしれません。しかし、私の勤めている学童では、保育の延長線上だと捉えているので、子どもにとって最善の保育を職員みんなで模索して取り組んでいます。学童の環境構成や教えたり、叱ったり、褒めたりと関わり方を工夫したりと、試行錯誤の日々です。
小学生に舐められないコツ
・良い悪いの線引きをはっきりすること
・伝えるべきことははっきり伝えること
・言葉と行動を伴わせること
・子どもに対して公平であること
やはり、褒めると叱るのバランスは大事だと思っています。中途半端が良くありません。そして、子どもでも大人でも同じだと思いますが、自分自身が尊敬できる人を目指すことが大事なのではないでしょうか。子どもに舐められたくないから怖がられる存在になると考える方もいますが、それは間違いだと思います。目の前にいる時にしか効果はありませんし、私自身、怒鳴る人や怒る人に対しては冷めてしまい尊敬なんてできません。褒める、叱るの軸を持ち、言うべきことは誰が相手でも伝える。そして、言ったからには自分自身が行動で示すような人であれば、舐められることはないでしょう。逆に、反対のことをしてしまうと、子どもから舐められるということです。
実際に子どもたちの話を聞いていると、大人のそういった面をよく見ているのが分かります。
「女子に対しては強く言わない」「男子に対しては強く言わない」「自分が言ってたくせになんで?」「先生も○○してたじゃん」など。
私は、あまり叱ることはしないのですが、他人を傷つけるような行為や迷惑をかける行為などに対しては、厳しく伝えています。
叱ると嫌われないか?と気にしてしまう気持ちも少し分かりますが、叱る理由がちゃんとしていれば子どもたちから嫌われることはありません。そして、子どもが納得できる理由であれば、反抗的な態度をとることもありません。
まとめ
反抗的な小学生は子どもを取り巻く環境が原因。
学童支援員や教師なども環境の一部であり、大人の関わり方が大事。
反抗されないためのポイントは、子どもを見下さないこと。良い悪いの線引きをはっきりすること。言うべきことははっきり伝えること。言葉ど行動を伴わせること。子どもに対して公平であること。
あくまで私の個人的な意見に過ぎませんが、他の職員さんともよく話す部分で、お互いに大事にしていることなので記事にしてみました。